「査定価格が一番高い会社」に任せると危ない理由

2026.09.12

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不動産の売却を考え、複数の不動産会社に査定を依頼すると、

A社:4,500万円
B社:4,700万円
C社:5,000万円

このように、査定価格に大きな差が出ることがあります。

この場合、

「一番高く査定してくれたC社に任せよう」

と思うのは自然なことです。

しかし、不動産売却では
査定価格が一番高い会社=一番高く売ってくれる会社
とは限りません。

むしろ、査定価格だけで不動産会社を決めてしまうと、売却が長期化してしまうこともあります。

査定価格は「買取価格」ではありません

まず知っておきたいのが、不動産会社が提示する査定価格は、

「この金額で弊社が買います」

という金額ではないということです。

あくまで、

「市場に売り出した場合、このくらいで売れる可能性があります」

という予想価格です。

そのため、不動産会社によって査定額が違うこと自体は珍しくありません。

周辺の成約事例、現在販売されている競合物件、築年数、駅距離、土地の形状、道路付け、室内状況などをもとに、それぞれの会社が価格を算出しています。

なぜ、あえて高い査定価格を提示する会社があるのか?

理由の一つとして、

売却を任せてもらうため

というケースがあります。

たとえば、本来4,500万円前後が現実的な物件に対して、

「5,000万円で売れます」

と言われれば、売主様としては魅力的に感じると思います。

そして、その会社と媒介契約を結びます。

しかし、実際に5,000万円で販売を開始しても、相場より高ければ問い合わせが入りません。

1ヶ月、2ヶ月と反響が少ない状態が続き、

「少し価格を下げませんか?」

と提案され、

4,800万円

4,600万円

4,500万円

と値下げしていくことになります。

結果的には、最初から適正価格で販売していた場合よりも、売却まで時間がかかってしまう可能性があります。

売れない期間が長くなることにもデメリットがある

不動産は、販売期間が長ければ長いほど良いとは限りません。

購入を検討している方は、SUUMOなどの不動産サイトを継続的に見ています。

同じ物件が何ヶ月も掲載されていると、

「ずっと売れていないけど何か理由があるのかな?」

「もっと値下げするのでは?」

と考える方も出てきます。

本来は魅力のある物件でも、販売方法や最初の価格設定によって「売れ残っている物件」という印象を持たれてしまうことがあります。

だからこそ、売却開始時の価格設定は非常に重要です。

では、査定価格が高い会社は信用できない?

もちろん、そういうわけではありません。

他社より高い査定価格でも、

「近隣でこの価格の成約事例があります」

「現在の競合物件を見ると、この価格でも勝負できます」

「この物件には○○という強みがあるため、相場より高く評価できます」

など、

高く査定する明確な根拠があるのであれば問題ありません。

大切なのは査定金額そのものではなく、

「なぜその査定価格になったのか」

を確認することです。

不動産会社を選ぶときに聞いてほしいこと

査定を依頼した際には、査定価格だけを見るのではなく、

・近隣で実際にいくらで成約しているのか
・現在、競合となる物件はいくらで販売されているのか
・査定価格で売れると考える根拠
・実際にはいくらから販売を開始するのか
・反響がなかった場合、どのような販売戦略を取るのか

このあたりまで確認することをおすすめします。

「5,000万円です」

という数字だけではなく、

5,000万円という数字の根拠まで説明できるか。

ここが非常に重要です。

町田市でも、査定価格に数百万円の差が出ることがあります

町田市でも、同じ不動産を複数の会社に査定してもらった結果、数百万円単位で査定額に差が出ることがあります。

しかし、不動産売却の目的は、

一番高い査定書をもらうことではありません。

最終的に、

「できるだけ良い条件で、きちんと売却すること」

だと思います。

町田不動産では、周辺の成約事例や現在販売中の競合物件などを確認したうえで、査定価格だけでなく、

「この価格ならどのように販売するのか」

という販売戦略まで含めてご説明しています。

町田市で不動産売却をご検討中の方は、

「他社でもらった査定価格が妥当なのか知りたい」

「会社によって査定額が違いすぎて分からない」

といったご相談でも構いません。

お気軽にご相談ください。