家を売る前にリフォームは必要?実はお金をかけて損するケースも!町田市の不動産会社が解説

2026.10.26

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はじめに|きれいにしてから売ったほうが高く売れる?

「家を売るなら、リフォームしてからのほうが高く売れますよね?」

不動産売却を検討している方から、このようなご相談をいただくことがあります。

確かに、室内がきれいな住宅は、購入希望者に良い印象を与えやすくなります。

しかし、実は売却前のリフォームが必ずしも高値売却につながるわけではありません。

場合によっては、リフォームにかけた費用を売却価格で回収できず、結果的に手元に残るお金が減ってしまうこともあります。

今回は、町田市専門の不動産会社「町田不動産」が、売却前のリフォームについて分かりやすく解説します。

1.リフォーム費用を売却価格に上乗せできるとは限らない

例えば、築20年の中古戸建てを売却するとします。

室内の印象を良くするために、キッチン・浴室・トイレ・クロスなどをリフォームし、合計300万円をかけたとしましょう。

この場合、300万円高く売れるのであれば、工事費用を回収できる計算になります。

しかし、実際にはそう簡単ではありません。

不動産価格は、土地の広さ・立地・築年数・建物の状態・周辺の成約事例など、さまざまな要素から判断されるためです。

例えば、次のようなケースを考えてみましょう。

項目 リフォームなし リフォームあり
売却価格 3,500万円 3,650万円
リフォーム費用 0円 300万円
工事費控除後 3,500万円 3,350万円

※比較を分かりやすくするための仮定です。仲介手数料・税金等は含みません。

この場合、リフォームした物件のほうが150万円高く売れています。

ところが、工事費用を差し引くと、リフォームしなかった場合より150万円少なくなってしまうのです。

売却価格が高くなることと、最終的に手元に残るお金が多くなることは、必ずしも同じではありません。

2.中古住宅を購入する人は自分でリフォームしたい場合も!

中古住宅を探している方の中には、購入後に自分好みのリフォームをしたいと考えている方もいます。

例えば、売主様が費用をかけて新しいキッチンに交換しても、買主様は別のデザインを希望しているかもしれません。

床材や壁紙についても、好みは人それぞれです。

せっかく新品にした設備を、購入後に交換されてしまう可能性もあります。

そのため、築年数が経過した住宅では、無理に大規模なリフォームを行わず、現状のまま売り出したほうが購入希望者の選択肢を広げられることもあります。

特に「自分たちで好きな間取りや内装にしたい」という方にとっては、リフォーム前の住宅が魅力的に映る場合もあります。

3.ただし、修繕したほうがよいケースもある!

もちろん、すべての住宅でリフォームや修繕が不要というわけではありません。

例えば、雨漏り・給排水設備の不具合・大きな破損などがある場合には、売却方法を慎重に考える必要があります。

こうした問題を放置したままでは、購入希望者が不安を感じたり、購入条件の交渉につながったりする可能性があります。

また、修繕が必要な部分については、売主様が把握している情報を適切に伝えることが重要です。

契約内容や不具合の状況によっては、引渡し後の契約不適合責任の問題につながる場合もあります。

なお、必ず売主様が修理してから引き渡さなければならないというわけではありません。

不具合の内容を買主様へ説明したうえで、現状で売却するという方法も考えられます。

大切なのは、不具合を隠さず、修繕するかどうかを売却方針と合わせて判断することです。

4.高額リフォームよりも清掃が効果的な場合も!

売却前に室内の印象を良くしたい場合は、まず清掃や整理整頓から始めるのがおすすめです。

例えば、キッチンの油汚れや浴室の水垢、窓ガラスの汚れなどは、購入希望者の印象に影響することがあります。

また、室内に荷物が多いと、実際の広さよりも狭く感じられることがあります。

不要な荷物を片付け、できるだけすっきりした状態で内見を迎えるだけでも、室内の印象が変わる可能性があります。

さらに、写真撮影の際にカーテンを開け、自然光を取り入れることも効果的です。

もちろん、清掃しただけで必ず高く売れるわけではありません。

しかし、数百万円のリフォームを検討する前に、比較的少ない費用でできることから取り組む価値は十分にあるでしょう。

5.リフォーム済みでも売却期間が短くなるとは限らない

「きれいにリフォームすれば、すぐに売れるはず」

そう考える方もいらっしゃいますが、売却期間は建物の状態だけで決まるものではありません。

例えば、駅からの距離や周辺環境、駐車場の有無、価格設定なども購入希望者の判断材料になります。

どれだけ室内がきれいでも、周辺相場と比較して販売価格が高すぎる場合には、問い合わせが集まりにくくなる可能性があります。

反対に、築年数が経過していても、立地や価格条件が合えば購入希望者が見つかることもあります。

町田市内でも、駅徒歩圏のマンションと郊外の戸建てでは、購入希望者が重視するポイントが異なります。

そのため、リフォームを検討する前に、その物件を購入する可能性がある方が何を求めているのかを考えることが重要です。

6.売却査定はリフォーム前に依頼するのがおすすめ

もし売却前のリフォームを検討しているのであれば、先に不動産会社へ相談することをおすすめします。

なぜなら、リフォームを実施する前であれば、「そのまま売る場合」と「リフォームしてから売る場合」の両方を比較できるからです。

例えば、現状で3,800万円前後の売却が見込める住宅に、200万円の工事を行ったとしても、売却価格が200万円以上上がるとは限りません。

売却活動を始める前に周辺の成約事例を確認し、買主様の需要や建物の状態を踏まえて判断することが大切です。

また、売却には仲介手数料や登記関係費用、場合によっては譲渡所得税なども関係します。

住宅ローンが残っている場合には、売却代金で完済できるかも確認しなければなりません。

販売価格だけでなく、売却後にいくら手元に残るのかまで考えておきましょう。

7.町田市で家を売るなら地域の相場も重要!

町田市と一口にいっても、地域によって住宅の特徴は大きく異なります。

町田駅周辺や成瀬駅周辺の住宅地、鶴川エリアの戸建て住宅、玉川学園周辺の高低差のある住宅地など、それぞれに特徴があります。

同じ築年数の住宅でも、土地の広さ・道路付け・駅までの距離によって売却価格は変わります。

また、近隣で新築戸建てが多く販売されている場合には、中古住宅の価格設定についても比較検討が必要です。

リフォームに費用をかける前に、まずは地域の市場環境を把握することが大切です。

まとめ|売却前のリフォームは慎重に判断しよう!

不動産売却では、必ずしも「きれいにしてから売ること」が正解とは限りません。

大切なのは、工事費用と売却価格のバランスを考え、最終的にどれだけ手元に資金を残せるかということです。

もちろん、建物の状態によっては修繕が必要な場合もあります。

そのため、リフォームを始める前に、不動産会社へ相談して売却方針を検討することをおすすめします。

町田不動産では、町田市の不動産市場を踏まえ、物件ごとの特徴に合わせた売却方法をご提案しています。

町田市で戸建て・マンション・土地の売却をご検討中の方は、町田不動産へお気軽にご相談ください。

売却査定はもちろん、「リフォームせずに売却できるのか」といったご相談も承っております。