新築戸建を探していると、
「まだ建物が完成していないのに販売している物件」
を見かけることがあります。
間取り図や完成イメージしかない状態で数千万円の家を購入するとなると、
「実物を見ないで契約して大丈夫?」
「完成してから見て決めた方が安心じゃない?」
と思う方も多いでしょう。
結論からいうと、新築戸建は完成前でも購入できます。
実際に、人気のエリアや条件の良い物件では、建物が完成する前に契約となることも珍しくありません。
ただし、完成前だからこそ確認しておきたいポイントもあります。
今回は、未完成の新築戸建を購入するメリットと注意点について解説します。
なぜ完成していないのに販売するの?
建売住宅では、建物が完成してから販売を開始するとは限りません。
土地の造成中や建築工事中など、完成する数か月前から販売を開始するケースがあります。
そのため、SUUMOなどで新築戸建を探していると、
「建築中」
「完成予定○月」
と記載されている物件が出てきます。
完成前でも、土地の場所・価格・間取り・建物面積・設備仕様などを確認しながら購入を検討できます。
未完成物件を購入する一番のメリットは「早く選べる」こと
完成前の新築戸建を検討する大きなメリットは、ほかの購入希望者より早い段階から検討できることです。
特に、
・駅から近い
・価格が周辺相場より検討しやすい
・土地が広い
・駐車場2台
・日当たりが良い
・人気の学区
・角地
など、条件の良い新築戸建は完成前に申込みが入ることがあります。
「完成したら見に行こう」
と思って数か月待っている間に、販売終了となってしまう可能性もあります。
複数棟ある分譲地なら好きな区画を選びやすい
3棟、5棟など複数棟が販売される分譲地では、早い段階ほど選択肢が多くなります。
同じ分譲地でも、
・角地
・南道路
・駐車しやすい区画
・庭が広い区画
・リビングが広い間取り
・収納が多い間取り
など、それぞれ特徴があります。
完成するまで待っていると、希望していた区画だけ先に売れてしまうこともあります。
完成前から検討することで、自分たちの希望に近い区画を選びやすくなるのはメリットです。
一方で「実物を見られない」のが最大の注意点
未完成物件のデメリットは、当然ながら完成した建物を確認できないことです。
図面を見れば部屋の広さは分かりますが、
「実際のリビングはどのくらい広く感じるのか」
「キッチンからリビングはどう見えるのか」
「収納の大きさは十分なのか」
などは、図面だけではイメージしにくい部分があります。
そのため、未完成物件を検討するときは図面だけで判断しないことが大切です。
同じ施工会社の完成物件を見てみる
そこでおすすめなのが、同じ施工会社が建てた完成済み物件を見学することです。
完全に同じ間取りではなくても、
・室内の雰囲気
・床や建具の質感
・キッチン
・浴室
・洗面台
・建物の仕上がり
・天井高や廊下の広さ
などを確認できます。
実際の建物を見ることで、図面だけよりも完成後のイメージがかなりしやすくなります。
不動産会社へ、
「同じ会社が建てた完成物件はありますか?」
と聞いてみるとよいでしょう。
現地は未完成でも必ず確認する
建物が完成していなくても、現地確認は非常に重要です。
家を購入するときは建物だけでなく、
・前面道路の広さ
・車の出し入れ
・隣の建物との距離
・日当たり
・周辺の交通量
・駅までの道
・スーパーや学校までの距離
・周辺の雰囲気
なども重要だからです。
これらは建物が完成していなくても確認できます。
「建物がないから見ても意味がない」と考えず、一度現地へ行ってみることをおすすめします。
完成イメージと実際の建物が全く同じとは限らない
未完成物件では、完成予想パースなどが広告に掲載されていることがあります。
ただし、完成予想図はあくまでイメージです。
外構・植栽・家具・車などが演出として描かれていることもあります。
また、仕様変更などによって細かな部分が変わる可能性もあります。
そのため、パースだけで判断せず、販売図面や仕様書なども確認しましょう。
設備や仕様も確認しておこう
未完成の新築戸建では、実物を見る代わりに資料から確認できることがたくさんあります。
例えば、
・キッチンの仕様
・食洗機の有無
・浴室乾燥機
・床暖房
・断熱性能
・耐震性能
・住宅性能評価
・長期優良住宅
・保証内容
などです。
特に住宅性能については、完成後に見学しても見た目だけでは分からない部分です。
未完成だからこそ、資料をしっかり確認することが重要です。
住宅ローンは完成前でも審査できる?
基本的には、未完成の新築戸建でも住宅ローンの事前審査を進めることができます。
むしろ、購入したい物件が見つかってから初めて住宅ローンを調べると、申込みのタイミングで時間がかかってしまう場合があります。
気になる物件が出てきた段階で、
「自分はいくらくらい借りられるのか」
を確認しておくと、その後の物件探しもスムーズです。
「完成してから見ればいい」と待つべき?
これは物件によります。
条件に近い物件がほかにもたくさんあるのであれば、無理に完成前に決める必要はありません。
一方で、
「この駅距離でこの価格はなかなか出ない」
「希望していた学区で予算内」
「この区画が一番気に入っている」
など、代わりが見つかりにくい物件の場合は注意が必要です。
完成するまで待てば建物を確認できる安心感はあります。
しかしその一方で、完成するまでその物件が残っている保証もありません。
未完成物件では、
「完成前に買うのは怖いから待つ」
だけではなく、
「待った場合に売れてしまっても後悔しないか」
まで考えて判断することが大切です。
まとめ|未完成だからダメではなく、確認方法が違う
未完成の新築戸建は、完成した建物を見られないというデメリットがあります。
一方で、早い段階から検討することで、条件の良い物件や希望する区画を選びやすいというメリットもあります。
大切なのは、実物が見られないまま勢いだけで購入することではありません。
現地を確認する、同じ施工会社の完成物件を見る、設備や住宅性能を確認するなど、完成前でも確認できる材料を集めて判断することが重要です。
町田市で新築戸建をお探しの方で、
「気になる物件がまだ建築中で判断できない」
「完成するまで待った方がいいのか迷っている」
という方は、町田不動産へお気軽にご相談ください。
同じ施工会社の完成物件がある場合は、実際の建物をご覧いただきながら、未完成物件についても比較・検討できるようご案内いたします。