相続した実家を売る?残す?まず考えたい3つの選択肢

2026.09.03

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親御様が亡くなり、実家を相続することになったとき、

「この家、どうすればいいんだろう?」

と悩まれる方は少なくありません。

自分で住む予定はないものの、思い出のある実家なので簡単には手放せない。

一方で、そのまま所有していると固定資産税や建物の管理も必要になります。

相続した不動産については、すぐに「売る・売らない」を決めるのではなく、まず大きく分けて3つの選択肢を考えてみましょう。

選択肢① 実家を売却する

今後、ご自身やご家族が住む予定がない場合には、売却が選択肢のひとつになります。

売却するメリットは、不動産を現金化できることだけではありません。

所有している限り発生する固定資産税や、庭の手入れ、建物の清掃・修繕といった管理の負担をなくすことができます。

特に実家から離れた場所に住んでいる場合、定期的に現地へ行って管理するのは想像以上に大変です。

また、相続人が複数いる場合、不動産のままでは分けにくいものの、売却して現金化することで遺産を分けやすくなるケースもあります。

「誰も住む予定がない」

「今後も管理するのが難しい」

という場合には、一度売却価格を確認してみてもよいでしょう。

査定をしたからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。

まず現在の実家がいくらくらいで売れそうなのかを知ってから、家族で相談する方法もあります。

選択肢② 売らずに賃貸として貸す

立地や建物の状態によっては、実家を売却せず、賃貸として貸し出す方法もあります。

入居者が見つかれば、家賃収入を得ながら不動産を所有し続けることができます。

「思い出のある実家なので、今すぐ手放す決断はできない」

という場合にも検討できる方法です。

ただし、貸せば必ず利益が出るわけではありません。

建物の状態によってはリフォーム費用が必要になるほか、入居者募集や設備故障への対応、退去後の修繕なども考える必要があります。

また、将来的に売却することになった場合、賃貸中か空室かによって売却方法や購入を検討する層が変わることもあります。

そのため、

「家賃はいくら取れそうか」だけではなく、「貸すためにいくら必要なのか」「将来どうしたいのか」まで考えることが大切です。

選択肢③ そのまま所有して残す

もちろん、すぐに売ったり貸したりせず、そのまま残すという選択肢もあります。

「将来自分たちが住むかもしれない」

「子どもが使う可能性がある」

「まだ気持ちの整理がつかない」

という場合、無理に急いで処分する必要はありません。

ただし、誰も住んでいない家を所有する場合には、定期的な管理が必要です。

人が住まなくなった住宅は、換気や通水が行われなくなり、建物の劣化に気付きにくくなることがあります。

庭の雑草や植木、郵便物なども放置すると、長期間誰も住んでいないことが外から分かりやすくなります。

そのため、残す場合には、

「誰が・どのくらいの頻度で管理するのか」

まで家族で決めておくことをおすすめします。

「とりあえずそのまま」が一番困ることも

相続直後は、さまざまな手続きもあり、実家のことまでなかなか考えられない場合があります。

そのため、

「とりあえず今のままでいいか」

となってしまうことも珍しくありません。

もちろん、すぐに結論を出す必要はありません。

ただ、数年間そのままにしてしまい、

「気付いたら建物がかなり傷んでいた」

「相続人同士で話がまとまらなくなった」

という状況になることは避けたいところです。

売る、貸す、残す。

どの方法を選ぶにしても、一度家族で今後について話しておくことが大切です。

まずは「実家の現在価値」を知るところからでも大丈夫です

相続した実家をどうするか決められない場合、まず不動産としての現在価値を確認してみる方法があります。

例えば、

「3,000万円くらいで売れるなら売却を考えたい」

「思っていたより高く売れそうなので兄弟で相談したい」

「この金額なら売らずに残しておきたい」

など、価格が分かることで判断しやすくなることがあります。

不動産査定は、売却を決めてからするものではありません。

今後どうするかを考えるための材料として利用することもできます。

町田不動産では、町田市を中心に相続した戸建て・土地・マンションの売却相談を承っております。

「まだ売るか決めていない」

「兄弟で相談するために価格だけ知りたい」

「古い実家だけど売れるのか知りたい」

といった段階でも問題ありません。

実家を売る・貸す・残す、それぞれを比較したうえで、ご家族に合った方法を考えていきましょう。