家探しをしていると、気に入った物件が見つかっても、
「来週、もっと良い物件が出るかもしれない」
「もう少し待てば、もっと安い家が出てくるかも」
「この物件に決めてしまって本当にいいのかな?」
と迷ってしまうことがあります。
住宅は大きな買い物です。
慎重になるのは当然ですし、気に入ったからといって、その場ですぐ購入を決める必要もありません。
一方で、「もっと良い物件が出るかもしれない」と待ち続けていると、今ある良い物件を逃してしまうこともあります。
では、家はどのタイミングで決めればいいのでしょうか?
今回は、物件選びでなかなか決断できない方に向けて、家探しの考え方をご紹介します。
① 100点満点の物件はなかなかありません
家探しを始めたばかりの頃は、
「駅から近い」
「広い」
「新しい」
「日当たりが良い」
「駐車場が2台ある」
「価格も安い」
など、たくさんの希望条件が出てきます。
もちろん、すべて叶えば理想的です。
しかし、不動産には必ず価格とのバランスがあります。
駅に近ければ価格が高くなりやすく、同じ予算なら駅から離れた方が土地や建物を広くできる。
築浅を優先すれば、立地や広さを少し妥協する必要が出ることもあります。
そのため、家探しでは**「100点の家を探す」というより、「自分たちにとって何が重要なのか」を決めること**が大切です。
② 「もっと良い物件」が出る可能性はもちろんあります
今の物件を見送ったあと、翌週にもっと条件の良い物件が販売される可能性はあります。
これは誰にも分かりません。
一方で、半年待っても希望条件に合う物件が出ない可能性もあります。
不動産の場合、同じ物件は基本的にひとつしかありません。
特に、
「この学区がいい」
「この駅から徒歩○分以内」
「この予算まで」
「駐車場は2台必要」
など、条件を絞れば絞るほど候補になる物件は少なくなります。
大切なのは、
「もっと良い物件が出るか?」ではなく、「今の物件が自分たちの条件をどれくらい満たしているか?」
で考えることです。
③ 「絶対に譲れない条件」を3つ決めてみる
なかなか物件を決められない方におすすめなのが、希望条件に優先順位をつけることです。
例えば、
・予算5,000万円以内
・駅徒歩15分以内
・3LDK以上
この3つは絶対に譲れない。
一方で、
・築10年以内
・南向き
・駐車場2台
・大きな庭
・対面キッチン
などは、できれば欲しい条件とします。
こうして整理すると、物件を見たときに判断しやすくなります。
絶対に譲れない条件を満たしていて、さらに希望条件の多くを満たしている。
そんな物件であれば、十分に検討する価値があります。
④ 何件くらい見れば決められる?
「まだ3件しか見ていないから決めるのは早いですか?」
というご相談をいただくこともあります。
しかし、何件見れば正解という決まりはありません。
1件目で希望条件に合う物件が見つかる方もいれば、10件以上見てから決める方もいます。
重要なのは件数ではなく、比較できる状態になっているかどうかです。
いくつか物件を見ることで、
「このエリアならこのくらいの価格なんだ」
「駅から少し離れると、このくらい広くなるんだ」
「自分たちは築年数より立地を重視しているんだ」
といったことが少しずつ分かってきます。
相場感や自分たちの優先順位が分かっている状態で「これは良い」と感じたのであれば、単純に見学件数が少ないという理由だけで見送る必要はありません。
⑤ 良い物件ほど「考える時間」が短いことも
ここは家探しで難しいところです。
条件の良い物件は、自分たちだけが良いと思っているとは限りません。
価格、立地、建物の状態などのバランスが良ければ、他にも検討している方がいる可能性があります。
もちろん、
「他の人に買われてしまいますよ」
という理由だけで焦って購入する必要はありません。
ただし、本当に条件の良い物件ほど、いつまでも販売されているとは限らないということは知っておいた方がよいでしょう。
気になる物件がある場合には、
「とりあえず保留」
ではなく、
「何が気になって決められないのか?」
を具体的にしてみることが大切です。
⑥ 「不安」と「物件の欠点」は分けて考える
購入を迷ったときに、ぜひ考えていただきたいポイントです。
例えば、
「前面道路が狭い」
「駅まで思ったより遠い」
「予算を少しオーバーしている」
これは物件についての具体的な懸念点です。
一方で、
「本当にこれでいいのかな」
「もっと良い家がありそう」
というのは、購入そのものに対する不安かもしれません。
住宅は数千万円の買い物ですから、良い物件を見つけても多少の不安が残ることはあります。
その不安が物件そのものに対するものなのか、大きな買い物をすることへの不安なのか。
ここを分けて考えると、判断しやすくなります。
⑦ 「買う理由」より「見送る理由」を考えてみる
気に入った物件を前に迷ったときは、
「この家を見送る具体的な理由は何だろう?」
と考えてみる方法もあります。
予算が厳しい。
立地が希望と違う。
間取りが生活に合わない。
こうした明確な理由があるなら、無理に購入する必要はありません。
一方で、
「特に大きな不満はないけれど、もっと良い物件が出そうだから」
という理由だけなら、一度立ち止まって考えてみてもよいでしょう。
将来もっと良い物件が出る可能性と同じように、今気に入っている物件が売れてしまう可能性もあるからです。
家探しでは「自分たちの基準」を作ることが大切です
家を買うタイミングに、すべての人に共通する正解はありません。
今すぐ買った方がいい人もいれば、まだ待った方がいい人もいます。
だからこそ、
「もっと良い物件が出るかどうか」ではなく、「この物件なら自分たちが納得して暮らせるかどうか」
を基準にすることが大切です。
町田不動産では、町田市を中心に住宅購入のお手伝いをしております。
「この物件を買って大丈夫?」
「他の物件も見てから決めた方がいい?」
「この価格は相場と比べてどう?」
といったご相談も大歓迎です。
購入を急かすのではなく、周辺の物件やこれまでの成約事例なども比較しながら、一緒に考えていきます。
気になる物件がございましたら、お気軽に町田不動産までご相談ください。